開発リーダーはしんどい?現場で感じた「やってよかったこと/辛かったこと」
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いきなり正直に言うね。
開発リーダー、しんどい。普通に。
でもさ、同時に「やってよかったな」って思える瞬間もちゃんとあるんだよ。
この記事は、これからリーダーになりそうな人、もうなってて胃が痛い人に向けて、現場のリアルをそのまま喋る感じで書く。
キラキラは少なめ。だけど、ちゃんと前に進める話は入れる。
そもそも「開発リーダー」って何してるの?(思ってるのと違うやつ)
まずここ、誤解されがち。
思ってるよりコード書かない。もちろんゼロじゃないけど、体感はこんな感じ。
- 進捗確認・WBSの調整(遅れそうなら手を打つ)
- 仕様の確認・認識合わせ(ここがズレると地獄)
- レビュー(設計・コード・テスト観点)
- 相談対応(技術・段取り・人間関係も含む)
- 調整(上司・顧客・他チーム・運用、全部)
- トラブル対応(火が出たらまず呼ばれる)
つまり、ざっくり言うと「技術3:調整7」くらい。
そして、ここが大事なんだけど、調整って地味に見えるのに成果に直結する。だから逃げられない。
※「そもそもエンジニアの仕事の全体像を整理したい」なら、先にこれ読むと理解が早い。
→ エンジニアとは?仕事内容・種類・キャリアをわかりやすく解説
正直しんどかったこと(ここからが本番)
① 常に板挟みになる(これが一番つらい)
上からはこう言われる。
- 「納期守って」
- 「品質落とさないで」
- 「追加要望も飲んで」
一方で、現場(メンバー)からはこう来る。
- 「このスケジュール無理です」
- 「仕様が曖昧すぎます」
- 「レビュー待ちで止まってます」
で、どっちも正しいんだよね。だから余計しんどい。
そして、リーダーは「両方の言い分を受け止めて、落とし所を作る役」になる。
はっきり言うと、ここでメンタル削られる。
② 自分のミスじゃなくても「責任」は自分
これ、慣れるまで普通にキツい。
たとえば、メンバーのミス・仕様変更・外部要因が原因でも、最後はこうなる。
「で、リーダーとしてどうするの?」
つまり、原因が誰でも、解決はリーダーが引き取る。逃げ場がない。
③ 技術から離れていく不安(エンジニア出身ほど来る)
リーダーやってると、ふと怖くなる。
- 「最近コード書いてないな…」
- 「最新技術追えてない…」
- 「自分、弱くなってない?」
ただね、ここは誤解しないでほしい。
技術が不要になるわけじゃなくて、「技術の使い方が変わる」感じ。
つまり、深掘り職人というより、設計・判断・レビューで効かせる技術に寄っていく。
④ 「見えない仕事」が増える(評価されにくいのに必須)
これも地味にくる。
たとえば、会議の前に根回ししたり、認識ズレを事前に潰したり、詰まりポイントを先読みして手を打ったり。
やった瞬間に褒められない。むしろ、何も起きないから目立たない。
でも、それがないと炎上する。
それでも「やってよかった」と思えた瞬間
① メンバーが伸びたとき(これは素直に嬉しい)
これ、想像よりだいぶ嬉しい。
前まで詰まってた人が、ある日サラッと
- 設計の意図を言語化できる
- レビュー指摘が減る
- 自分で判断して前に進める
みたいな状態になったとき、「あ、チームになってきた」って思える。
しんどさが、ちょっと報われる瞬間。
② プロジェクトが無事に着地したとき(胃痛が成仏する)
トラブルもあった。胃も痛かった。だけど、
- 納期を守れた
- 重大事故なくリリースできた
- 関係者から「助かった」と言われた
このときは、普通に「やってよかった」って思える。
③ 視野が広がった(これ、後からめちゃ効く)
リーダーになると、見る範囲が一気に広がる。
- なぜこの仕様なのか
- なぜこの順番で作るのか
- どこがリスクで、どこが余裕なのか
だから、プレイヤー時代よりも仕事の全体像が見えるようになる。
これは将来的に、PL・PM・PMO方面に行くときも武器になる。
「しんどい」を軽くするコツ(現場で効いたやつ)
① “抱え込み”をやめて、言語化して共有する
リーダーあるあるだけど、抱えるほど苦しくなる。
だから、状況を短くまとめて共有するのが効く。
- 今どこが詰まっているか
- 原因は何か(仮でもOK)
- 次に何をするか
- 誰に助けてほしいか
この4点が言えるだけで、チームが動きやすくなる。つまり、しんどさが減る。
② 「納期を守る」より先に「燃えない形」に変える
納期は大事。だけど、燃えたらもっと死ぬ。
だから、まずはこういう打ち手を早めに入れる。
- スコープを切る(やらないことを決める)
- 優先度を並べ直す(順番を変える)
- レビューを前倒し(後半の爆死を防ぐ)
- 不明点を潰す(仕様の曖昧さは早めに殴る)
「あとで頑張る」は、ほぼ炎上フラグ。だから先に変える。
③ 技術不安は“全部追う”じゃなく“要所で効かせる”に切り替える
全部キャッチアップしようとすると無理ゲー。
だから、リーダーはこう割り切ると楽。
- 設計方針の判断に必要な範囲だけ押さえる
- レビューで事故を防げる観点を強化する
- チームの共通ルール(命名・例外・ログ)を整える
これだけでも、現場の品質が上がるし、リーダーとしての価値も出る。
開発リーダーに向いてる人/向いてない人(ぶっちゃけ)
向いてる人
- 人の話を聞くのが苦じゃない
- 完璧じゃなくても前に進められる
- 「原因探し」より「次どうする?」に寄れる
- 抱え込まず、助けを呼べる
正直きつい人(悪い意味じゃない)
- 自分で全部やりたくなる
- 曖昧さがストレスで仕方ない
- 調整や会話が消耗ポイント
向き不向きはある。だから、合わないなら無理に続けなくていい。
ただ、もし「しんどいけど成長したい」なら、踏ん張る価値はある。
よくある質問(FAQ)
Q. 開発リーダーって、年収は上がる?
ケースバイケースだけど、一般的には責任範囲が広がるほど上がりやすい。
ただし、役職手当が薄い現場もあるから、評価制度や期待値の確認は大事。
Q. コード書けなくなって不安。どうしたらいい?
全部追うのは無理だから、レビューで効く観点と設計判断に必要な範囲に絞るのが現実的。
もう少し「マネジメント寄りのキャリア」も整理したいなら、こっちもおすすめ。
→ エンジニアがマネジメント職になるには?年収・スキル・必須5ステップを徹底解説【2025年版
Q. リーダーって「一番できる人」がやるべき?
いや、これは言い切る。一番できる人じゃなくていい。
むしろ、リーダーに必要なのは「全部やる」じゃなくて「チームで前に進める」こと。
まとめ:しんどい。でも、意味はある。
開発リーダーは、しんどい。これはガチ。
でも、
- メンバーの成長に関われる
- プロジェクトを着地させる達成感がある
- 視野が広がって、キャリアの選択肢が増える
こういう「後から効く経験」も確実に手に入る。
そして最後に、これだけ。
「しんどい」と思ってる時点で、あなたはちゃんと考えてる。
雑に突っ込んで燃やす人より、よっぽどリーダー向きだよ。
(おまけ)現場に近い形で学び直したい人へ
もし今、
- 独学だと伸び悩む
- 現場っぽい課題で練習したい
- 未経験〜若手のうちに基礎を固めたい
って感じなら、完全無料のオンラインスクール「ZeroCode」も選択肢に入れていいと思う。オンライン完結で、基礎から実践スキルまで体系的に学べる設計らしい。
関連:同じ「現場リアル系」が好きなら、このへんも一緒に読むと沼る(良い意味で)。