SES1年目で感じた理想と現実|現場で分かったギャップと向き合い方
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SESとして働き始めた1年目。
エンジニアとしてキャリアをスタートさせることに、少なからず期待と不安を抱いていました。
「実務を通じてスキルが伸びる」
「エンジニアとして評価される」
「経験を積めば市場価値が上がる」
そんな理想を持って現場に出た一方で、
1年を終えた今、当時は想像していなかった現実もはっきりと見えてきました。
この記事では、
SES1年目の自分自身の体験をもとに、
理想と現実のギャップがなぜ生まれるのか、
そして1年目をどう過ごすべきだったのかを整理します。
これからSESとして働く人、
今まさに1年目で悩んでいる人の参考になれば幸いです。
SESに入る前に思い描いていた「理想」

スキルは実務を通じて自然と身につくと思っていた
SESに入る前は、
- 現場に出れば実務経験が積める
- 実務=成長
- 年数を重ねればエンジニアとしてレベルアップできる
と、どこかで考えていました。
未経験や経験が浅い状態でも、
「仕事をしながら覚えていける」というイメージを持っていたのは事実です。
エンジニアとしてきちんと評価されると思っていた
技術職である以上、
- 頑張れば評価される
- スキルがあれば仕事を任せてもらえる
- エンジニアとして対等に扱われる
そんな理想もありました。
「SES=客先常駐」という言葉の意味を、
当時はまだ深く理解できていなかったと思います。
SES1年目で直面した「現実」

現場によって成長スピードがまったく違う
実際に現場に出て最初に感じたのは、
現場によって成長環境が大きく異なるということでした。
- 教えてくれる人がいる現場
- 最低限の指示だけで進む現場
- 忙しくて質問しづらい現場
同じ「SES」でも、
配属先によって経験できる内容も、学べる量も全く違います。
「現場ガチャ」と言われる理由を、
1年目で身をもって理解しました。
自分で選べないことが想像以上に多い
技術スタック、業務内容、現場の雰囲気。
エンジニアとして重要な要素の多くを、
自分では決められないケースがほとんどでした。
- やりたい技術があっても使えない
- 希望と違う業務を担当する
- 人間関係も選べない
これはSESの仕組み上、ある程度仕方のない部分でもありますが、
理想とのギャップを強く感じたポイントでした。
営業との距離感に戸惑った
1年目の頃は特に、
- 何をどこまで営業に相談すべきか
- 現場の不満を伝えていいのか
- キャリアの話をしていいのか
分からず、戸惑うことが多かったです。
営業とエンジニアは立場も役割も違うため、
視点の違いにギャップを感じる場面もありました。
理想と現実のギャップが生まれる理由
SESは「教育」を前提とした働き方ではない
1年目を振り返って強く思うのは、
SESは教育モデルではないという点です。
現場は基本的に、
- 業務を回すことが最優先
- 教育は余裕があれば行うもの
というスタンスになりがちです。
研修で学んだことと、
実際の現場業務の間には大きな隔たりがありました。
会社よりも「現場」の影響が大きい
SESでは、
- どの会社に入るか
よりも - どの現場に行くか
の影響が非常に大きいです。
同じ会社の同期でも、
現場が違えば経験値に大きな差が生まれます。
これは個人の努力だけではどうにもならない部分もあり、
SES特有の構造的な特徴だと感じました。
SES1年目を経験して分かったこと

受け身のままだと成長は止まる
1年目を通して痛感したのは、
待っているだけでは何も変わらないということです。
- 自分から学ばない
- 自分から聞かない
- 自分のキャリアを考えない
この状態では、現場が良くなければ成長は難しくなります。
逆に、現場外での学習や、
自分なりの目標設定をしている人は、
環境に左右されにくい印象がありました。
SESで成長する人には共通点がある
周囲を見ていて感じた、
SESで成長している人の共通点は次のような点です。
- 現場外でも継続的に学習している
- 営業と適切にコミュニケーションを取っている
- 自分のキャリアを言語化できている
SESという環境を「使う側」に回れるかどうかが、
1年目以降の差につながると感じました。
SES1年目の自分に今なら伝えたいこと

もし1年目の自分に声をかけられるなら、
こう伝えたいです。
「期待しすぎなくていい」
「でも、諦める必要もない」
SESは決して楽な環境ではありません。
理想通りにいかないことの方が多いです。
ただ、
環境のせいにするだけでも、
自分を責めすぎる必要もありません。
1年目は分からなくて当たり前。
悩むのも、迷うのも自然なことです。
大事なのは、
「今の環境で何を得られるか」を考え続けることだと思います。
まとめ:SESの現実を知ったうえで、どんな環境を選ぶか
SES1年目で感じた理想と現実のギャップは、
多くの人が一度は通る道だと思います。
SESという働き方自体が悪いわけでも、
エンジニアとして間違った選択だったわけでもありません。
ただ一つ言えるのは、
「どんな会社・どんな現場に身を置くか」で、1年目の経験は大きく変わるということです。
私自身、1年目を振り返る中で、
「もっとこういう環境だったら良かったのに」と思うことがいくつもありました。
- 現場任せにしないフォロー体制
- キャリアについてちゃんと話せる環境
- SESの現実を隠さず伝えてくれる姿勢
当社では、
そうしたSES1年目のリアルな悩みを前提に、
エンジニアが納得して働ける環境づくりを大切にしています。
もちろん、SESである以上、
すべてが理想通りにいくわけではありません。
それでも、
「何も分からないまま放り出される」ことはないようにしたいと考えています。
もしこの記事を読んで、
- SESの現実を理解したうえで働きたい
- 1年目からキャリアについて考えられる環境に身を置きたい
- 正直な情報をもとに判断したい
そう感じた方は、
一度、当社のエンジニア採用ページも覗いてみてください。
無理に応募する必要はありません。
「こういう考え方の会社もあるんだ」と知るだけでも、
これからのキャリア選択の参考になるはずです。