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初心者でもできる!Pythonインストール完全ガイド【Windows・Mac対応】

Pythonとは?インストール前に知っておきたい基礎知識

Pythonは世界中で人気の高いプログラミング言語です。AI、データ分析、Web開発、スクレイピングなど幅広い分野で活用されており、初心者でも学びやすいシンプルな文法が特徴です。特に大学生や転職希望者が「エンジニアを目指したい」と考えたとき、最初に選ばれる言語の一つがPythonです。

インストール前に理解しておきたいのは、Pythonには複数のバージョンが存在することです。代表的なのは「Python 3系」で、現在は3.11や3.12が主流です。古い教材では「Python 2系」が紹介されている場合もありますが、すでにサポートが終了しているため、必ず3系を選びましょう。

また、Pythonを使うには「環境構築」が必要です。環境構築とは、PCにPythonをインストールし、コマンドラインやエディタから使える状態にすることを指します。これをクリアできれば、学習や開発をスムーズに進められます。逆にここでつまずくと「プログラミングは難しい」と感じてしまい、挫折の原因になります。

本記事では、WindowsとMacそれぞれのインストール方法を詳しく解説し、pipやvenv、Jupyter Notebookなどの応用環境まで網羅します。さらに、初心者がよく遭遇するエラーの解決方法も紹介するので、安心して学習を始められるでしょう。

Pythonインストール手順【Windows・Mac対応】

Windowsでのインストール方法

  1. Python公式サイトにアクセスし、最新版をダウンロードします。
  2. インストーラーを起動し、最初の画面で「Add Python to PATH」に必ずチェックを入れます。これを忘れると後で「pythonが認識されない」というエラーが出ます。
  3. 「Install Now」をクリックし、インストールを完了させます。
  4. コマンドプロンプトを開き、「python --version」と入力してバージョンが表示されれば成功です。

Macでのインストール方法

  1. MacではHomebrewを使うのが一般的です。まず「xcode-select --install」でCommand Line Toolsを導入します。
  2. ターミナルで「brew install python」と入力します。
  3. インストール後は「python3 --version」で確認します。Macには古いPythonが残っている場合があるので、必ず「python3」と入力しましょう。

インストール確認

インストール後は簡単なプログラムを動かして確認します。

print("Hello, Python!")

このコードを「hello.py」として保存し、「python hello.py」または「python3 hello.py」で実行すると「Hello, Python!」と表示されます。これで環境構築は完了です。

pipのインストールと使い方【ライブラリ導入の基本】

Pythonの魅力は豊富なライブラリにあります。データ分析なら「numpy」「pandas」、Web開発なら「Django」「Flask」など、用途に応じてライブラリを追加できます。そのために必要なのが「pip」です。

pipとは?

pipはPythonのパッケージ管理ツールで、ライブラリを簡単にインストールできます。Python 3.4以降では標準で同梱されていますが、環境によっては導入が必要です。

pipの確認方法

ターミナルやコマンドプロンプトで以下を入力します。

pip --version

エラーが出る場合は「python -m ensurepip」で導入できます。

よく使うpipコマンド

  • ライブラリのインストール: pip install ライブラリ名
  • バージョン指定: pip install ライブラリ名==1.2.3
  • アップデート: pip install --upgrade ライブラリ名
  • 一覧表示: pip list
  • requirements.txtから一括導入: pip install -r requirements.txt

pipを使いこなせると学習効率が大幅に上がります。初心者はまず「numpy」「pandas」「matplotlib」などを導入してみましょう。

venv・Jupyter Notebook・Anacondaの導入と使い分け

venvで仮想環境を作る

プロジェクトごとに環境を分けることで、ライブラリの競合を防げます。

python -m venv env
source env/bin/activate   # Mac/Linux
env\Scripts\activate      # Windows

仮想環境を使うと、プロジェクトごとに依存関係を管理できるため、実務でも必須のスキルです。

Jupyter Notebookの導入

データ分析や学習に便利なツールです。

pip install notebook
jupyter notebook

ブラウザが立ち上がり、コードをセルごとに実行できます。グラフや表を表示できるため、学習ログやレポート作成に最適です。

Anacondaの使い分け

Anacondaは科学計算系ライブラリをまとめて導入できるディストリビューションです。データ分析や機械学習を本格的に学びたい人におすすめです。GUIで管理できる「Anaconda Navigator」も便利です。

Pythonインストール時によくあるエラーと対処法

PATHが通っていない

「pythonが認識されません」と出る場合はPATH設定が原因です。Windowsなら環境変数にPythonのパスを追加しましょう。

pipが使えない

「pipが見つかりません」と出る場合は「python -m ensurepip」で導入し、「python -m pip install --upgrade pip」で更新します。

バージョンの競合

複数のPythonが入っていると混乱します。Windowsでは「py」ランチャー、Mac/Linuxでは「pyenv」でバージョンを切り替えると解決できます。

まとめ:Pythonインストールから始める学習の第一歩

Pythonインストールは初心者にとって最初の壁ですが、手順を理解すれば誰でも突破できます。Windows・Mac別の方法、pipやvenv、Jupyter Notebookまで押さえれば、学習環境は万全です。

次のステップは「小さなプロジェクトを作ること」。スクレイピングやデータ分析などを試すことで、学習が実務に近づきます。

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記事監修

ドライブライン編集部

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