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【徹底解説】Java実行環境の構築:JDKとJREの違いからEclipse導入まで

「Javaを始めたいけど、何からインストールすればいいの?」
そんな初心者・未経験者に向けて、本記事では JREとJDKの違い環境変数の設定方法、そして Eclipseによる開発環境構築 をわかりやすく解説します。
環境構築をスムーズに進めることで、学習の第一歩を迷わず踏み出せるようになります。


🔰 Java実行環境とは?基本を押さえよう

Javaは「一度書けばどこでも動く(Write Once, Run Anywhere)」言語として有名です。
その仕組みを支えているのが Java実行環境(JRE) です。

▪ Java実行環境の仕組み

要素 内容
バイトコード Javaコンパイル後に生成される中間コード
JVM(Java Virtual Machine) バイトコードを各OSで実行する仮想マシン
JRE(Java Runtime Environment) JVM+実行ライブラリを含む環境
JDK(Java Development Kit) JRE+コンパイラや開発ツールを含む開発者用パッケージ

💡 ポイント

  • Javaプログラムを「動かす」だけならJRE
  • Javaプログラムを「作る」ならJDKが必要

⚙️ インストールの流れ

    1. Oracle または OpenJDK の公式サイトへアクセス

    2. OSに対応したインストーラをダウンロード

    3. 指示に従ってインストール

    4. コマンドでバージョン確認

      java -version
      javac -version

    ✅ 両方のバージョンが表示されればOK!


    💻 OS別の準備とパス設定

    ▪ Windowsの場合

    1. JDKインストール後、「システムの詳細設定」→「環境変数」を開く

    2. 「JAVA_HOME」を新規作成(例:C:\Program Files\Java\jdk-17

    3. 「Path」に %JAVA_HOME%\bin を追加

    ▪ macOSの場合

    1. .bash_profile または .zshrc に以下を追記
    2. 保存後、source ~/.zshrc で反映
    export JAVA_HOME=/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-17.jdk/Contents/Home
    export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH

    💡 よくあるミス

    • javac コマンドが使えない場合 → PATH設定が誤っている可能性
    • システム再起動で反映される場合もあり

    🧩 Eclipseで効率的な開発環境を整える

    Eclipseは、Java初心者からプロまで幅広く利用されている無料IDEです。

    ▪ Eclipseの主な特徴

    • オートコンプリート機能で入力を補助
    • エラー箇所を自動検出
    • デバッグ・ビルドがワンクリック
    • 多彩なプラグインで拡張可能

    ▪ 導入手順

    1. Eclipse公式サイト から最新版をダウンロード

    2. インストール時に「Eclipse IDE for Java Developers」を選択

    3. 起動後、ワークスペースの保存場所を指定

    4. 新規プロジェクト → 「Java Project」を作成


    🚀 Hello Worldで動作確認しよう

    Java環境が正しく構築できているか確認します。

    ▪ ソースコード作成

    public class HelloWorld {
      public static void main(String[] args) {
      System.out.println("Hello World!");
      }
    }

    ▪ 実行手順

    方法 コマンドまたは操作
    コマンドライン javac HelloWorld.javajava HelloWorld
    Eclipse ファイルを右クリック → Run As → Java Application

    結果に「Hello World!」が表示されれば成功です 🎉


    🌐 日本語・文字コード設定(UTF-8推奨)

    文字化けを防ぐには、文字コードを統一することが重要です。

    項目 推奨設定
    ソースファイル UTF-8
    コンパイル時 javac -encoding UTF-8
    Eclipse 「プロジェクトのプロパティ」
    →「テキストファイル・エンコーディング」をUTF-8に変更

    💡 Shift_JISを使う場合は、チーム全体で統一ルールを決めましょう。


    🧭 よくあるトラブルと対処法

    問題 原因 解決策
    javacが認識されない PATH未設定 JAVA_HOMEとPathを再設定
    コンパイルエラー クラス名・ファイル名の不一致 同名に修正(例:HelloWorld.java
    実行時エラー クラスパス指定ミス java -cp . HelloWorldで実行確認
    文字化け エンコーディング不一致 UTF-8で統一

    💡 初心者は環境構築で詰まりやすいポイント

    もし環境構築の段階でつまずいているなら、
    完全無料で基礎から学べるオンラインスクール [ZeroCode] を活用するのもおすすめです。

    ZeroCodeでは、

    • 完全未経験OK
    • 現役エンジニアor経験者によるサポート体制あり
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    すべて無料で提供されています。
    独学で迷いがちな最初の壁をスムーズに乗り越えるためにも、活用してみるのもおすすめです。

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    🧩 まとめ:Java実行環境構築のポイント

    JDKをインストール(JREは含まれる)

    環境変数(PATH・JAVA_HOME)を設定

    Eclipseで統合開発環境を構築

    Hello Worldで動作確認

    UTF-8で文字化け対策


    💡 今後のステップ

    Java環境を整えたら、次は以下の学習へ進みましょう。

    • 変数・条件分岐・ループなど基本文法
    • クラスとオブジェクトの理解
    • Spring Framework などのフレームワーク学習

    Javaは今なお多くの企業システムで使われる言語です。
    安定した需要のあるスキルとして、正しい環境構築+基礎理解を積み上げていきましょう。

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    記事監修

    ドライブライン編集部

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